村落獅子(石獅子)
最初に集落に取り入れられた獅子は、1689年(尚貞21年)に作られた、村落獅子としては最大最古といわれる東風平町富盛の勢理城(ジリグスク)の高台に安置されている火返しの石獅子です。
昔、富盛の村人たちはたびたび起こる火事に悩まされていました。そこで、風水師に見てもらったところ、集落の近くに火の山があるのが火事多発の原因であるとし、そこに向けて石造りの獅子像を置いたところ、それから火災は起こらなくなったそうです。
この種の獅子像としては、最大で、高さが約1.45m、全長が約1.4m、幅が約50cmあり、1974年に県の民俗文化財に指定されています。
〇その他にも沖縄には沢山の石獅子があります。〇